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ニュー・シネマ・パラダイス

先日、友人と酒を楽しんだときのお話。

友人は“ニュー・シネマ・パラダイス”を見ると号泣するそうな・・。
こんな一面があるのかとかなり驚いた。

彼曰く、10歳までの自分と10歳から今現在の自分がいるそうな・・。
そして、10歳から今現在の自分はとてつもない大きな一枚岩のようであると・・・。
その一枚岩の人生が10歳の自分を見るとき、号泣してしまう。
そのトリガーが“ニュー・シネマ・パラダイス”。

ふと、思った。

30年前の彼と今現在の彼、
友人として変わらないと言えば、何一つ変わっていない。
ただ変わったといえば、180度変わったとも言える。
このあたりのことを文章にするって難しい。
例えば、酒代のワリカン。
昔の彼だったら、平気で今日はコーヒーしか飲んでいないからと500円をポンと差し出す。
みんな仲間だからしょうがねぇーなーと・・・。
今はそんなことはまったくない。
いや、500円をポンと差し出した行為自体、彼自身忘却の彼方、否定だったりする
500円をポンと差し出す彼のことはとても懐かしい・・・・。

ニュー・シネマ・パラダイスを見て泣く、彼。
そうなんだ、過去を消去して今を生きてるからこそ、泣けるんだ。

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